看護師から助産師になるためには

看護師から助産師になるには、どうしたらいいのでしょうか。助産師になるためには、看護師国家資格と助産師国家資格が必要です。正看護師であれば看護師国家資格を取得しているので、助産師国家資格を目指すことになります。それにはまず、助産師を育成する学校で1年以上学びます。専門学校などの助産師の学校は朝から夕方までのスケジュールで行われ、助産師としての基礎的な力を身につけます。

実習では多くの助産師と関わり、技術や知識、助産師としての姿勢などを学びます。泊まりこみの実習や、助産所で実際に妊婦に寄り添いケアを体験することもあります。授業のほかにも宿題が課されるので、通学期間はかなり忙しくなります。看護師の仕事との両立はかなり難しいでしょう。しかし助産師学校で学んだ後には、助産師国家試験を受験し、合格すれば助産師になることができます。

准看護師の場合は、まず正看護師になる必要があるので、看護師国家資格を目指すことになります。そのためには全日制や定時制、通信制の看護学校を修了しなければなりません。修了することで看護師国家試験を受験できる資格が与えられます。通信制では入学条件として、実務経験年数が7年以上必要です。実務経験年数とは、准看護師として働いた年数で就業形態や就業の場所は問わないようです。常勤のほか、パートや非常勤で働いた場合も実務経験に含まれます。看護師国家資格を取得すれば、あとは正看護師と同じ進み方で助産師になることができます。
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